お見合い結婚をした夫婦は、恋愛結婚をした夫婦よりも離婚率が低いことをご存知でしょうか?なぜ恋愛結婚よりも結婚相談所でのお見合い結婚のほうが、離婚率が低くなっているのでしょうか。
今回は、その理由についてご紹介致します。
そもそも離婚の原因とは何か?
離婚してしまう原因として男性・女性ともに最も多く挙げられているのが、「性格の不一致」です。
その他にも、
・浮気などの異性関係
・生活費や浪費などの金銭問題
・DVなどの暴力
・モラハラなどの精神的虐待
・両親や親戚など親族との相性の悪さ
なども理由として挙げられます。
しかし、「性格の不一致」という理由は、これらと比べても圧倒的に多いと言われています。
・食べ物の好み
・生活のリズム
・金銭感覚
など、性格というよりも、結婚生活をするうえでの「価値観の不一致」ということと考えられるでしょう。
恋愛結婚の場合に離婚率が高くなるのはなぜ?
先ほど紹介したことから考えると、
恋愛結婚の場合に離婚が高くなるのは、「価値観の不一致」が起きやすいからということになります。
では、なぜ恋愛結婚の場合には、「価値観の不一致」が起きやすいのでしょうか?
考えられる理由について、ご紹介致します。
▶︎感情が先行して結婚に対してのビジョンがなかった
「恋は盲目」とも言われるように恋愛期間中のカップルは、感情が先走って客観的に物事が見えなくなりがちです。
そして、恋愛結婚は、恋愛しているその先にあるものです。
なので、結婚に対しても感情で動いてしまいやすくなる可能性があります。
もしくは、何となく付き合っていて、そのまま何となく流れで結婚してしまうということもあるかもしれません。
また、恋愛している際に結婚するにあたっての金銭的な点などの現実的な話をするのは、「何だか野暮ったい…」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
そうなると、結婚生活に対して、
・結婚後の生活費はどうするのか?
・子供はどうするのか?
などについて、明確な計画を立てていないことも…、結婚に対してのビジョンがないまま結婚してしまう可能性があるのです。
そうなると、結婚後に意見の相違が問題になり、離婚してしまうケースが多くなるのではないかと考えられます。